婦警さんには高飛車な態度で男を逮捕するイメージがあるので、街中で美人婦警さんを見かけると、思わずガン見してしまいます。そんな婦警さんが巨大化したらどうなるのでしょうか?『巨大な婦警さん』では、突如現れたGTSの婦警さんが街を蹂躙するドラマを楽しめます。
身長42m、体重12000tで、自動拳銃(口径225mm)で武装した婦警さんは、足元の道路を見下ろしています。駐車違反の黄色い車を見つけて、チョークで道路に印を書き込みます。巨大化していても公務を執行する姿に見とれてしまいます。しかし、取り締まり方は凶悪です。ハイヒール足で車を踏み付けてぺしゃんこにしてしまいます。鉄屑になるまで執拗に踏み躙るその姿からは、“正義”を妄信して“悪人”に容赦しない狂気が滲み出ています。
婦警さんは他にも駐車違反の車をチェックし、慌てて運転手がやって来ても、「残念でした。もう時間です」と言って、運転手も踏み潰してしまいました。ゴキブリを踏み潰すように、靴底でグリグリして、アスファルトには血だまりができます。その後は当然、駐車違反の車も破壊してしまいます。
騒音をまき散らす不法改造車をつかみ出して、「不法改造車は許さない!」と言ってやはり踏み潰します。靴底で圧迫された車は鉄屑になってしまいました。スピード違反者も捕まえて、「死刑にしちゃうぞ」と言ってドスン、ドスン、グシャッ!
女性の叫び声を聞いた婦警さんは、女性と彼女を追いかける男性が逃げ込んだビルを眺めて、「もう、めんどくさい。建物ごと壊してやる!」と破壊活動を行います。被害者を助けようとしているのか、単に破壊を楽しんでいるのか、もはや区別がつきません。天井も外壁もぶち抜かれ、完全にビルは崩壊してしまい、犯罪捜査を名目にすべてをぶっ壊す大迫力です。
そんな凶悪な婦警さんに自衛隊が応戦します。爆撃機や戦車に攻撃されますが、自動拳銃で全て撃ち落としてしまいしました。自分が人類に敵視されていることを知った婦警さんは、「もうどうにでもなれ!全部壊してやる!」と、まるで人間の女性の姿をしたゴジラといったところでしょうか?破壊衝動の赴くままに病院をぶっ壊し、街は瓦礫の山と化してしまいました。
”正義”に取りつかれた婦警さんが暴走するというシチュエーションがなかなかドラマティックで心地よかったです。高飛車な態度が「巨大化」というメタファーで表現されているような気もしました。婦警さんにいじめられたいM男におすすめしたい作品です。
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