RURIKO女王様は一見すると暴力的で残酷な調教を行います。しかし、そんな調教のコンセプトは「愛情＝支配」で、M男の体に刻まれた鞭による痕は支配や愛情の証となります。RURIKO女王様とM男は鞭を通して対話し、お互いの絆を確かめ合っているのです。このことを理解するのに役立つ作品が『プライベート脳イキ鞭 RURIKO』です。
RURIKO女王様が鞭を取り出しただけでゾクゾクするというM男は、前に打たれた時の感覚を思い出し、再び鞭打たれるとイってしまうほどです。「痛いけど、グーっとこみ上げてきてフワーッとなってしまいます」と語りますが、これを言葉で言い表すのは難しいのでしょう。実際に映像の中で確認するのが一番です。
RURIKO女王様は、緊縛したM男の前にお立ちになります。黒い衣装憎いブーツがとてもよくお似合いです。今回お持ちになったのは鞭ではない棒です。その棒でM男の太ももをピシッ！M男はアアアアとうめきますが、痛がっているというよりも、痛みを通して快感を得ているようです。これに耐えたら鞭をいただけるというご褒美を想像して興奮しているのもあるでしょう。
いよいよ鞭をお持ちになったRURIKO女王様は、仰向けに寝ている奴隷の脇腹をヒールブーツでお踏みになり、メタボな脂肪の塊にヒールを食い込ませなさいます。「こんどは新しいのを用意してあげたわ」とおっしゃってM男を見下ろし、「何想像してんの？」「これで今度は何されるのかな？」などと楽しみなさいます。股をガバッと広げたM男の体をRURIKO女王様が鞭でビシッ！とても痛そうではありますが、一方で、耐えているM男の姿が私にはとても幸せに見えるのでした。
鞭の種類は次々と変わっていきます。RURIKO女王様は乗馬鞭をお持ちになり、「あなたも大好きでしょう？」とおっしゃって、仰向けに倒れているM男の尻を引っぱたきなさいます。M男の背中には既に鞭打たれて皮膚が裂けた痕が刻まれ、薄っすらと血が滲んでいますが、それがRURIKO女王様との信頼の証になるのですから、私としては羨ましくて仕方ありません。
四つん這いの恰好でうずくまるオス豚は、RURIKO女王様に背中に載っていただき、本物の馬のように尻をピシッピシッと打たれます。RURIKO女王様は「イくの我慢してみせてよ」と挑発なさって、さらに尻をピシッピシッ！M男はハアハアと息を荒げますが、それをご覧になったRURIKO女王様は「我慢してる、それ？」と満足なさらないご様子。それでも楽しそうに笑いなさいながら、M男の尻を叩き続けけなさるのでした。
この後、場所を変えて、RURIKO女王様は奴隷を一本鞭で打ち据えなさったり、ペニバンでケツマンコをかき回しなさったりします。むち打ちを中心としつつ、身分違いの奴隷ともしっかりコミュニケーションをお持ちになるRURIKO女王様の厳しさとお優しさの両方を、私はこの目にしっかりと焼き付けさせていただきました。鞭の魅力をたっぷりと味わえると同時に、SMにおける主従関係の美しさを再確認できる素晴らしい作品でした。
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