男は収集癖に囚われやすい生き物でございます。物を集める熱意が向かう方向によっては「オタク」と呼ばれることもあり、それは女性から見ると「キモイ!」となることもしばしば…。そんなオタクのコレクションを踏みにじる女王様というシチュエーションを想像するだけでゾクゾクいたします。ただ体を踏まれるよりも、大切にしている物を破壊される方が、オタクにとってはダメージが大きいからでございます。
「オタク男の大切なヌイグルミを平然とブーツでバラバラに踏み潰すOL女王様」では、OL女王様が根暗で気持ち悪いオタク野郎の美少女人形をぶっ壊す一部始終を見られます。OL女王様に花束を渡そうとする眼鏡をかけた不細工なおっさんですが、女王様は「私、あなたのことは全然知らないし…」と困惑気味です。どうやらおっさんはストーカーみたいですね。しつこいキモ男にブチ切れる女王様は花束を奪い取って、その花束で男を殴打した後、花束を地面に投げ捨てて足でグリグリ踏みつけなさいます。茶色いヒールブーツがきれいなお花を粉砕するのは残酷で美しいものでございます。
「こんなの勝手に持ってこられたって困るのよ!」
女王様はクソみたいなストーカー野郎の好意をぶっ壊し、「さよなら」とおっしゃって立ち去ろうとなさいます。それでも追いかけてくるキモ男の顔面にビンタを食らわせ、眼鏡を奪い取って、それも踏みつけてぶっ壊しなさいました。さらに男を森の中に連れ込んで、その顔を踏みつけて見下す女王様――。
「私のこと、もっと優しい人だと思ってた?もっとかわいい人だと思ってた?」
そうおっしゃいながら、女王様は男をいたぶります。男の口の中にブーツの爪先を突っ込んだり、顔面に乗っかったり、腹に蹴りを入れたり…。やりたい放題でございますが、どうしてこんな展開になるのかは毎度毎度謎でございます。しかも、女王様の「気持ちいいんだろ?」というお言葉に、男は「ありがとうございます」と言うなんて、現実世界ではあり得ないでしょうね(笑)
画面が変わって、男が広場で布団を敷いて、人形遊びをしているシーンが始まります。「何だ、これは?」と思うシーンですがそこはあえてツッコんではいけないんでしょうが、「じゃあ、みんなでお昼寝の時間で~す。もうおねむでちゅか?」と人形遊びしているその姿は、オタクというよりもただのキチガイですよ。これを「オタク」といったら、世の中のオタクがブチ切れると思います。
「変態さ~ん、何やってるんですか~?お友達?こんなのとしか遊べないんだ~」
OL女王様は男から人形を奪い取って放り投げ、グシャッと踏みつけなさいました。プラスチック製の人形はいとも簡単に砕け散ってしまいました。「大事な友達が…」とおっしゃいながら、靴底でグリグリと人形を蹂躙する女王様の冷酷さにゾクッといたしました。「ほら、こっちにもいるよ。守って!」と男の手を誘導しておいて、手の上から人形を踏みにじり…。オタクを人間として扱わない女王様の差別意識が伝わってきます。手を踏まれる男は心身ともにボロボロでしょう。「顔だけは潰さないで…」という男のお願いを無視して、女王様は人形の顔をグシャグシャと踏みつけなさいます。粉砕されてゴミと化した人形たちの憐れな残骸が残りました。
次はぬいぐるみ遊びをするオタク野郎。やっぱりオタクというよりも、幼児退行した知恵遅れですね、こいつは。もちろん、そんなぬいぐるみたちも女王様の暴力によって踏みにじられ、汚され、踵を突き刺されて、ぶっ壊されてしまいました。綿の飛び出したぬいぐるみは、内臓をまき散らして朽ち果てた死体を彷彿とさせ、女王様の残酷さをいっそう引き立てます。
恒例のフードクラッシュもあり、ヒールブーツやスニーカーで粉砕された食べ物を使った餌付けシーンもありますので、そういうのが好きな方にはたまらないでしょう。「あんたのせいでブーツもスニーカーも今日一日も台無し!」とおっしゃる女王様は、汚れたブーツを投げ捨ててその場を去っていくのでした。
何ともシュールな動画でしたが、男の大切にしている人形やぬいぐるみをぶっ壊すシチュエーションにはムラッとしました。もう少しオタクらしさを出して、美少女フィギュアをクラッシュするなど、工夫してもらえればもっと良い作品になったと思います。
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