以前紹介した『蹴殺し 踏殺し』の第2弾です。最初の女王様は髪を染めたギャルっぽい見た目と、タバコを吸いながらM男を見下す大人の雰囲気が魅力です。
今回登場するM男はいろいろなSMクラブに通うものの、いつも物足りないと言います。そんな生意気なM男が、空手が得意な女王様のもとへ……。「ボコボコにボコられたい」と懇願する気持ちの悪さです。「立てなくなるくらいやられたい」願望があるそうですが、その本気度が試されます。
女王様は「SMクラブとか何だか知らないけど、そういう次元じゃないんだよね」とおっしゃって、気持ちの悪いM男を汚物のように眺めなさいます。「死んでもいいの?」というお言葉に、「死ぬ覚悟で来た」とほざくM男はこれから地獄を味わうのでした。
まずは手の甲にタバコを押し付ける女王様。M男は「熱い!」と叫び声を上げますが、これはまだ序の口。「いいです。ありがとうございます」と言うM男を壁際に連れて行った女王様は、自ら仰向けになったM男の腹をヒールサンダルの踵でグリグリお踏みになるのでした。「気持ちいい」と言うM男に、女王様は両足でお乗りになりますが、M男は叫びながらも満足しているようです。さらに顔も分で欲しいと懇願する始末です。ヒールサンダルを舐めさせられて、覚悟を試されます。
ヒールサンダルでの足責めの後、女王様はM男を絶たせて、パンチをしたりキックをしたりします。それでお疲れになった女王様はM男に脚を揉ませなさいます。さらに素足を舐めさせなさって、M男はチュパチュパと足先を美味しそうに舐めます。さらに顔面騎乗され、股を舐めさせられ、くぐもった声を漏らしながら気持ちよさそうに悶えます。女王様が優しくなっていくのがわかり、もう少し激しさが欲しい私としては、ちょっと残念でした。
そんなご褒美タイムの後は、いよいよM格闘の始まりです。ビンタ、パンチ、膝蹴り……と暴力を受けて、M男はオウッ、オウッと情けない声を漏らしながらよたよたいますが、それでも「もっとやってほしい」と口走るのですから、よほど痛いのが好きなのでしょう。金蹴りに特化するのではなく、本当の格闘技のような暴力シーンがたまりません。顔や胸、腰を狙った攻撃は空手黒帯の女王様だからこそです。
散々殴る蹴るされたM男はついに金蹴りされます。「痛い」と言ってよたったところに「痛い痛いうるせえな、てめえはよ」と女王様が励ましなさいますが、それでもだらしないM男にブチ切れなさいます。痛みに悶絶するM男を踏みつけ、「全然楽しくなかった」とおっしゃる女王様は自分の限界を知れと諭しなさるのですが、そこに愛情が感じられるのは私だけでしょうか?
全体的に殴る蹴るの暴力シーンが多く、ソフトSMでは物足りないドMには、見どころの多い作品でした。私も空手が得意な女王様にボコボコにされたくなりました。
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